配置基準とかっす。
お疲れ様です。
福祉をやり始めて最初あらゆる事を勉強したのですが、凄いなぁと思ったのが私はほぼ医療のみだったので配置基準の手厚さ。これには小規模だったり、スタッフが少ないという考えから常勤換算があるから、建前と現実は違うのですが手厚いというのが印象。
現場の感覚にもよりますが、実際は配置基準の+1あたりがシフトやプライマリーが機能しやすい。
病院だと一般病床なら15:1 10:1というのがだいたいですが私はグループホームなので4:1というのがコスパが良く現実的。
やってみて、セラピーも捗る、症状も緩和していく、利用者家族との話す時間もあり、薬の調整や医師との連携もやり易い。結局、病院では出来ない事が多くやれるというのは、病状的にも良いし、その後にある本人がやりたい事や就労にも目を向ける事が出来る。
コンプライアンス→アドヒアランスの向上は、福祉だろうが医療だろうが大事な事の一つ。これは心理教育の賜物。
これからも日々精進しようと思います。来月から関東の大学で月1ですが授業やるので、恥ずかしくないように自分も勉強しないとと思うこの頃。
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森田療法、内観療法、認知行動療法とか。
うちのグループホームでは私が勤めていた病院の医師からオーダーが来たり精神科専門看護師から依頼が来たりとわりと多様。
私自身が精神科が長く、精神療法、心理療法、認知行動療法、SSTなんかも好きで長らくやってきたので入院中の薬物療法プラス精神療法を外でも継続してほしいというのが依頼の主たるところ。
私が勤務していた病院では森田療法を活発に行っている病院で3期まで入院森田療法を行っており、その後の4期というところが我がグループホームで行うというところ。しかしながら、私自身が4期は経験がなく耳学問。当然ですが大学や森田の専門病院とまでの動きの経験なく、他者に意見を聞きながら4期社会復帰期というものを模索しています。
次に内観療法、これはメジャーじゃない精神療法ですが、中国なんかは保険適応な精神療法。
日本でいうマインドフルネスに近いものです、禅の世界です。関西なんかの一般企業の昇進や異動の前には内観やっているお寺とかに行く人もけっこういます。京都なんですけどね。ちなみに私も研修で集中内観に参加しましたが1週間みっちりで泊まりです。その時も児童思春期の方、成人通院中の方、主婦の方、一般企業の方数名が参加しておりました。
というところで駅につきましたのでここまで🙇♂️
認知行動療法まで書くはずでしたが、後に更新します。
それでは良い一日を。
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精神科の薬について1
最近、ちょいちょい福祉事業所から精神科の薬についての講義依頼が来ては、移行支援事業所や就労継続支援だったり自立訓練の施設などにお伺いさせて頂く機会が増えてきて。これは自分でももっと勉強しないとと思い勉強する機会ともなっております。
まず、精神科の病院では当たり前の知識は福祉ではそうではないという事、当然ですが役割が違うのだからそうですよね。
でも役割が違うからと。知らなくても良いにはならないのです。命に関わるような副作用や症状、日常生活に支障が出る副作用は覚えて損はありません。
外来なのだからそれは本人側や医師側には有益な事なのです。
私は確実に飲んでほしい薬が確実に飲めているのかに1番重点を置いています。入院中なら関係なく、舌下錠以外は確実に全てを飲み込んでいるかになりますね。本来はこれに越した事はないのですが、治療に通院、入院中には心理教育というものがある程度は必要になります、これは病気の知識、薬の知識、社交など多岐にわたりますが、代表的なところは家族教室、服薬教室になります。そうやって、薬や本人への対応などを学んで地域に出ていく準備になります。いわゆる、コンプライアンスが確立した次、アドヒアランスというやつのため。
今回は副作用の話になりますが、有名なものをご紹介しようと思います。
例えば、
シャンビリ:パキシルはわりと使われる抗うつ剤ですが、怠薬で有名なシャンビリという症状があります。減薬してる時にも起きます。言葉の通り、脳にシャンシャンという音や感覚、ビリビリという痺れ感が出るというもの。
アカシジア 向精神薬、抗うつ剤、睡眠薬、抗不安薬と幅広い薬の怠薬、増量中、減量中に出現する事があります。
これは、足がムズムズする、耐え難いもので不眠にもつながります。
↑の二つは消失するものですが、ご本人にはかなりの不快感です。日常生活に支障も出ます。なので、減薬中や怠薬、拒薬、増量中は本人や家族も分かっているのにこしたことはなく、福祉スタッフも理解していた方がより良い。
個人の裁量には限界がありますし、経験則からの判断は大抵別に最良の選択肢がある。
1番観察すべきは悪性症候群になります。これはまた書こうと思います。
真面目な触法障害の話。
私はグループホームの仕事に携わるようになり、病院では聞かなかった触法障害という言葉を福祉で知りました。
私は小児科スタートでのちに精神科メインで働いて来た看護師なので言葉は知りませんでしたが、精神科病院でいう措置入院適応の方に多いという印象です。医療保護でもありますけど。いわゆる医療観察が必要というケースですね。
それを例えば出所後から福祉をスタートする場合、当然ながら問題は多く、そのハードルを一個一個超える必要が出てきます。
1、医療がおいついていない事が多い。服役中なのですから感染症の検査や脳のCTなどは当然なし、処方はありますが薬物療法といっても薬物調整などは皆無、出所後にどこの病院やクリニックが受けてくれるか?情報が少ないなど。
2、信用が必要なサービスは受けられない、例えば携帯は購入できません。
3、日中活動の支援先がない。家族からの協力が得られないケースが多い。
行政の手続き、生保などはすぐにでも申請しないと出所時の支度金では1週間保ちません。
こういった現状を理解し対応していく事が出来ないと難しい。
神奈川県には触法、依存症、人格障害、摂食障害でも断らないグループホームがありますが、割高なので生保では難しい。
今後も会社の皆さんの力や知恵を借りながら、精進しなくてはと日々思います。
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新しい勇者の加入。
お疲れ様です。
本日より農家に新しい勇者が加入したので雨というのもあり、今日はオリエンテーション。
専業農家の仕組み、育て方、野菜の種類、季節、天候といった説明を受けていきます。
トマトも新しい苗を先月末は植えていたのに今月末前くらいには収穫との事。
明日からはサツマイモの苗植え。
焼き芋やりてー🍠
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病気の話。
最近OCDについて他の医療機関や当事者の方からどうなっていくのか?
はたまた、重度になるとどうなるのか?という質問をよく受けるようになりました。
たまたま先日、東京へ認知行動療法の研修に行ってきたのですが私自身も皆さんに聞いて回ったりもしていましたので。
強迫性障害が悪化していく経過というのは、最初の強迫観念が車の運転だとしましょう。
車を運転している、ぶつかるかもしれない、不安だから運転しない。
↓こういう判断をすると。
では自転車に乗ろう。しばらく乗ってみて自転車は車にひかれるかもしれない。不安だから乗るのやめよう。
↓同じ判断をしてしまうと。
自転車は乗れないから歩きにしよう。歩いていて時々車や自転車が通り過ぎるのが不安だなぁ。
歩くのもやめよう。
↓
結果、部屋から出ないという選択肢になります。
ここだけでは命には問題ないですし、本人からすればそれが最善でしょう。ですが、一番やっかいな事は
短絡的に避けていると、強迫観念の対象はどんどん増え、その先にあるものは本来人が持つべき恐怖の対象が入れ替わるという事。
目の前にある本来の危険や脅威を危ないものではないと認識してしまう事が最もリスクが高いとされています。
でも治らない病気ではないので、ご本人さんは辛いとは思いますが治療を諦めないでくださいね。
農家まったく関係ないですが、当グループホームでは森田療法、内観療法、認知行動療法、SSTなども実施していきますので、
ご興味ある方は是非。
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きらめき畑。販売用野菜の苗と種植えスタート。
農家さんよりきらめきの家用の土地をお貸し頂きました。
これから、とうもろこし、トマト、ナスの苗や種を植え、収穫したものを販売します。
しっかりとした野菜が出来れば嬉しいですね!
想像以上に畑が広く、人が足りない。収穫時期は増員が必要です、もはや己がやるしかないと腹を括りました!
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