グループホーム きらめきの家

横須賀にあります、グループホームきらめきの家の日々の活動。

病気の話。

最近OCDについて他の医療機関や当事者の方からどうなっていくのか?

はたまた、重度になるとどうなるのか?という質問をよく受けるようになりました。

たまたま先日、東京へ認知行動療法の研修に行ってきたのですが私自身も皆さんに聞いて回ったりもしていましたので。

 

強迫性障害が悪化していく経過というのは、最初の強迫観念が車の運転だとしましょう。

 

車を運転している、ぶつかるかもしれない、不安だから運転しない。

         ↓こういう判断をすると。

では自転車に乗ろう。しばらく乗ってみて自転車は車にひかれるかもしれない。不安だから乗るのやめよう。

         ↓同じ判断をしてしまうと。

自転車は乗れないから歩きにしよう。歩いていて時々車や自転車が通り過ぎるのが不安だなぁ。

歩くのもやめよう。

         ↓

結果、部屋から出ないという選択肢になります。

 

ここだけでは命には問題ないですし、本人からすればそれが最善でしょう。ですが、一番やっかいな事は

短絡的に避けていると、強迫観念の対象はどんどん増え、その先にあるものは本来人が持つべき恐怖の対象が入れ替わるという事。

目の前にある本来の危険や脅威を危ないものではないと認識してしまう事が最もリスクが高いとされています。

でも治らない病気ではないので、ご本人さんは辛いとは思いますが治療を諦めないでくださいね。

農家まったく関係ないですが、当グループホームでは森田療法内観療法認知行動療法SSTなども実施していきますので、

ご興味ある方は是非。

きらめきの家 浦賀

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