グループホーム きらめきの家

横須賀にあります、グループホームきらめきの家の日々の活動。

きらめきの家光風台 満室のお知らせ。

 当社運営二棟目のグループホームがおかげさまで満室となりました。

こちらのグループホームでは主に病院から、心理療法の延長や精神療法の継続で利用される方がメインとなっておりまして、通常の福祉とは違った趣旨の共同生活援助となっております。

役所の方々にもよく驚かれるのですが、その分こちらを認知してくださって助かりました。

これからも、きらめきの家では触法障害をメインとする浦賀心理療法や心理教育などの家族療法や認知行動療法森田療法などを外来と連携しながら行う光風台のグループホーム運営に力を入れていきたいと思っております。また農福にもこれまでより力を入れて行きたいと考えております。

今後とも宜しくお願い致します。

きらめきの家

精神療法いろいろ。

お疲れ様です。私は今まであらゆる精神療法や心理療法に手を出してきて、わけわからない認定資格などたくさんあり、そして消えていっているのですが、きらめきの家では家族療法を開始しました、元々ご家族には月一回程度の話の場を設けていましたが、拒否される方も当然おりますね。

今回のは認知行動療法の一環で

半年認知行動療法を受けてきた方の第二ステージに家族療法を当てはめていきます、場所も毎回変更し、ご本人と家族の時間、家族の所に外泊、という当たり前の事ですが、これが凄くハードルが高いところでそこにフォーカスして分析していこうというものです。

始まったばかりなので、まだなんとも言えませんが。

それと同時に入居者の主治医とのzoom面談も開始しました、外来とは別枠スタートし、症状に合わせて面談頻度を変えます。処方内容も増減分かりやすく、合わせて心理療法などを受けている方には効率的に思えますね。必要なら精神科訪問もすぐ対応してもらえるのでSSTなんかは任せようかと思うこの頃。

福祉ではその辺お金にならない部分なのですが、医療サイドが崩れると福祉は停滞するので大事な事だと思い頑張っています!

課題の提出が集まってきた!!

少し前から大学の人文学科で講義をしています。ちょうど前回出した課題に対しての回答を見ながら、ショパンエチュード10-1を練習中な今日。相変わらず腰は痛い笑

私の講義を受ける生徒さんは看護科だったり、心理系だったりするのですが、主に実践で役に立ち、教科書で学べない部分の現実について講義しています。例えば、拘束、隔離、困ったパターン、精神科病院のシステム、ケースワーク、治療の実際、精神療法の仕組み、保険点数や触法障害など。

今回の課題として出したのが "人が自ら死んではいけない理由"を考えること。

とても重い内容と思われるかもしれませんが、これはいろいろな哲学者や科学者が今も現在進行形で考え考察していることなんですよね。

当然、私も答えは分かりません。普通に考えれば皆それぞれの理由があったりと思うわけですが、自然界で実行可能なのは人間だけ、それにも理由があるのかもしれませんが、今回は自然の摂理通りのもの。生き物に許されていない共通の理由。全ての人に適応される理由としています。

続々回答が集まってきています、楽しみです。正解のない課題なので全員に等しくA判定をあげますね。

 

まったくグループホーム関係ない話でごめんなさい🙏

良い一日を。

触法障害いろいろ。

私のグループホームでは医療観察、触法障害の対応をしているのですが、現在まで何度も失敗して試行錯誤しています。会社のフットワークが軽い事と福祉福祉していない社風なのがより良い方向で作用しています。

個人的な意見ですが、担当者が触法や虞犯者の福祉導入に慣れているかいないのかで負担はかなり違います。

慣れていない方は何が他の方と違うかを理解していないで福祉的な立ち位置のみとなってしまい、大きなハードルである現実問題、例えば経済的な問題、連絡手段、家族との関係性、薬物療法の必要性の有無、検査の有無などの解決には積極性もなく、ただただゆっくり過ごしてくださいねで終わり、失われた数年間を埋めるにはまったく足りないのが現実。さらに情報量が圧倒的に足りない。

もちろん地域定着なんかの方はきっちりやってくれる方が多い印象です。

問題としてこれからもあると思うことは、

1、体験利用が出来ない。当たり前ですが外出出来ないのですから。

2、区分認定や生活保護、障害手当などの手続き系は後手になる。前もって申請は出来ますが小回りがきかないし、本人とも連絡をとれない中での事なので。

3、信用情報がない。これは携帯も契約出来ませんし、あらゆる事に制約が出ますね。

なのでうちの会社はガラケーの貸し出し、タブレットの貸し出しまで対応するという神対応

 

出所してからは間髪入れずに日中活動に参加するように促していきます。きらめきの場合はそれが農家の活動でもあります、そうやって活動していくと刑務所やら少年院のスタッフと話をする機会が凄く増えるのですが、周りにはあまりに対応してくれる事業所は少ないのが現実。加算は大きいですが、それよりもデメリットは大きいですからね。

きらめきの家はこれから少年院にも協力を惜しまずにやっていこうと思ってます!

 

https://kilamekigh.hp.peraichi.com/

 

寺イベント ヒーリング系

お疲れ様です。

きらめきの家に来られている看護師さんや精神保健福祉士さんには他にいろいろと活動されている方が多くいます。

今回は寺の本堂をステージに!

あくまで個人的にそう思っているのですが、精神科領域は医療だけ、福祉だけ、ではいけないと思っておりまして。

平たくいうと何でもできるに越した事ない笑

それは趣味でも前の職業に関するものでも良い、例えばレクレーション療法やスポーツをやるのに、前職や趣味は凄く左右される。さらには利用者さん、患者さんにも良い影響をあたえられる、もはやそれはセラピーとも言えます。

で、今回なのですがきらめきの家の看護師さんは森田療法アロマテラピー、クリスタルボウルなどに独自の感性を混ぜて個人活動にしている方々のイベントに行ってきました。

何もやらないで意見、考え、理論ばかり言う人はたくさんいますが、しっかり実行に移している人らを見るというのはとても刺激になる事でこれからも活動を続けていってほしいと思いました。

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きらめきの家 https://t.co/fClyR07PUl

梅もぎ

お疲れ様です。

梅雨になりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

きらめきの家はイベントでした。

まずは梅もぎ。こちらは当事業所の利用者の主治医はなるべく絞っていて、その主治医発信のイベントでした。

小田原の下曽我でこれまた患者さん家族がやっている造園場があるのですが、そこの梅になります。

曽我の梅は有名ですよね!

なんだか病院時代のレクレーションのようで懐かしく感じました。入院中の方も来られていて、たくさん話もできて良い一日でした。

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帰って梅ジュースやら梅干しに加工したのですが上手くいくのか不安しかないです😅

 

きらめきの家光風台https://kilamekigh.hp.peraichi.com/

症状不問(森田療法のアプローチ)

お疲れ様です。

近々、体験の利用者の方で担当看護師や医師と議論のもと、体験中の対応は症状不問で行うという事になりました、よほど精神医学に精通していないと先ずは聞いた事すらないと思います。

 

以下 簡単な説明。

森田療法では症状の良し悪しや程度については耳を傾けるけれども、治療の対象として大きく関与することはせず、「そんな中でも、今できることをやっていきましょう」などと指導します。それにより、症状を取ろう取ろうとする構えから日常生活での行動へと目を向けさせるアプローチをとるのです。これが「症状不問」の姿勢です。一見すると冷たい指導法のように思えるかもしれないですけれども、症状へのとらわれから脱し、生活を立て直しするのには有効な技法といえます。

 

という事なんですよね、内容は凄く単純ですが、それのグループホーム版を作り実行したいと考えています。