グループホーム きらめきの家

横須賀にあります、グループホームきらめきの家の日々の活動。

触法障害いろいろ。

私のグループホームでは医療観察、触法障害の対応をしているのですが、現在まで何度も失敗して試行錯誤しています。会社のフットワークが軽い事と福祉福祉していない社風なのがより良い方向で作用しています。

個人的な意見ですが、担当者が触法や虞犯者の福祉導入に慣れているかいないのかで負担はかなり違います。

慣れていない方は何が他の方と違うかを理解していないで福祉的な立ち位置のみとなってしまい、大きなハードルである現実問題、例えば経済的な問題、連絡手段、家族との関係性、薬物療法の必要性の有無、検査の有無などの解決には積極性もなく、ただただゆっくり過ごしてくださいねで終わり、失われた数年間を埋めるにはまったく足りないのが現実。さらに情報量が圧倒的に足りない。

もちろん地域定着なんかの方はきっちりやってくれる方が多い印象です。

問題としてこれからもあると思うことは、

1、体験利用が出来ない。当たり前ですが外出出来ないのですから。

2、区分認定や生活保護、障害手当などの手続き系は後手になる。前もって申請は出来ますが小回りがきかないし、本人とも連絡をとれない中での事なので。

3、信用情報がない。これは携帯も契約出来ませんし、あらゆる事に制約が出ますね。

なのでうちの会社はガラケーの貸し出し、タブレットの貸し出しまで対応するという神対応

 

出所してからは間髪入れずに日中活動に参加するように促していきます。きらめきの場合はそれが農家の活動でもあります、そうやって活動していくと刑務所やら少年院のスタッフと話をする機会が凄く増えるのですが、周りにはあまりに対応してくれる事業所は少ないのが現実。加算は大きいですが、それよりもデメリットは大きいですからね。

きらめきの家はこれから少年院にも協力を惜しまずにやっていこうと思ってます!

 

https://kilamekigh.hp.peraichi.com/